Introductions 02

自分の得意なことを
活かして働きながら、
起業に向けてまい進中

室戸市役所 観光ジオパーク推進課
ミッション:ジオパークの情報発信

山本 敬悟

  • これまでの経験

    室戸市出身で、大学進学を機に大阪に行き、その後15年くらいは大阪に住んでいました。前職は、複数拠点を持つ小売店で働いていましたが、多拠点を行き来する生活に疲れてしまい退職。その後の選択肢のひとつとして、室戸市にUターンすることを考え始めました。また、個人ブログをやっていて、SEOやマーケティングを独学で学んでいましたが、その知識が今の仕事にも役立っています。

  • 現在担当している仕事内容

    昨年室戸市に戻り、協力隊に着任してちょうど半年です。現在は、ブログやSNSを活用して、室戸世界ジオパークや室戸市全体の情報発信を行っています。特にここ最近はインバウンドのお客様が増えたこともあり、地域の魅力を訴求する写真素材の重要性を実感しています。そのため、LINEのグループで画像を収集するなど、日々の業務の中でも改善余地がないか常に意識して取り組んでいます。

  • 室戸市地域おこし協力隊に応募した理由

    室戸市にUターンすることも考えてはいたものの、仕事がないのではという不安があり、ハローワークに相談したところ、地域おこし協力隊の制度を教えてもらいました。協力隊の仕事は、専門的な知識や経験を求めるものではなく、自分のできることややりたいことを活かして働ける仕事であったことや、任期中、働きながら自分のやりたいことを見つけられるという環境に惹かれ、応募を決めました。

  • 働く中で感じている充実感とやりがい

    着任当初は、自分が何をしたいか明確になっていませんでしたが、室戸市は保護猫活動が活発だったこともあり、「猫カフェ」をやってみるといいのではとアイディアを出したところ、まわりの人たちが思いのほかのってきてくれました。最初は思いつきでしたが、今では真剣に起業に向けて検討しています。地域の人との交流を通じて、自分のやりたいことを早めに見つけられたことはよかったです。

  • 働く・住む環境において室戸の良いところ

    大阪に出る前は、「室戸には何もない」と思っていましたが、外に出たからこそ、獲れる魚の新鮮さやおいしさのように、当たり前過ぎて気づかなかった魅力に気づくことができました。大阪に住んでいるときは、魚は食べなかったです。生活については、車があれば特に問題なく生活できます。高知まで約1時間半はかかりますが、今は通販もあるので、日常生活において不便さはあまり感じていません。

  • 今後、応募される方に伝えたいこと

    自分自身、前職で働いているときは、仕事に追われ自分の将来ややりたいことを考える余裕がありませんでした。今、起業したいと自分が思えているのも、地域おこし協力隊として働きながら、自由な時間で、じっくり考えたり、勉強したりすることができるようになったからだと思います。働きながら、自分の将来を考えたいという方、起業に向けて準備をしたいという方にはおすすめの環境です