Introductions 04
協力隊卒業後も、
ここ室戸でやりたいことを
叶えるためチャレンジし続ける
室戸市役所 まちづくり推進課
ミッション:SDGsの推進
遠枝 澄人
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これまでの経験
千葉出身で、茨城の大学に進学しました。卒業後、JICA海外協力隊(青年海外協力隊)として2年間グアテマラで生活し、廃棄物処理や環境教育の業務に携わりました。日本へ帰国後、せっかくなら縁もゆかりもないところで暮らしたいと思い、室戸市の地域おこし協力隊へ応募。現在は3年間の任期が終了し、市の地域プロジェクトマネージャーと、写真・映像関係の個人事業主として生計をたてています。
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現在担当している仕事内容
室戸市地域おこし協力隊の任期中は、室戸市役所の観光ジオパーク推進課に所属し、ツアーや体験プログラム、イベントの企画・運営などジオパーク関連の業務をしていました。任期終了後も室戸市に残り、市役所所属の地域プロジェクトマネージャーとしてSDGs推進のための情報発信に取り組んでいます。また個人事業主として、市内外で映像や写真、デザインの仕事もしています。
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室戸市地域おこし協力隊に応募した理由
初めての土地で生活を始めたいと思っていたので、関東出身の自分にとって、情報に触れる機会があまりなかった高知は魅力的でした。地域おこし協力隊という、柔軟な働き方ができる制度も自分に合っていました。ジオパークについても、着任前はほとんど知識がなかったですが、なかったからこそ、興味を持って活動することができました。
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働く中で感じている充実感とやりがい
地域の祭り等を撮影した映像を個人のYouTubeで公開していたところ、縁があり、Yahooのプラットフォームで作品を公開する場をいただきました。今は、生計を立てるための仕事と、個人制作の両立に試行錯誤しています。今後は、これまで取材を続けてきた地域のお祭りについて、写真の個展を開催することと、出身地である千葉を舞台にしたドキュメンタリーを制作することが目標です。
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働く・住む環境において室戸の良いところ
高校卒業以降、節目節目で生活の拠点を移してきました。今も室戸に残っているのは、生活や仕事の取材を通じてできた、地域の人たちとの縁を途切れさせてしまってよいのだろうかという自問があったからです。取材では踏み込んだ話を図々しく聞かせてもらうことがあります。聞いたからには、同じ土地でつながりを持ち続けたいと思いましたし、そんな自分を受け入れてもらえたのは室戸という人の器の大きな場所だったからだと感じます。
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今後、応募される方に伝えたいこと
地域おこし協力隊としての任期は最長3年ですが、卒業後も、任期中の経験や人との繋がりを通じて、自分のやりたいことに取り組むことができます。また、室戸の食べ物はとても美味しく、大量のおすそ分けをいただくことがあります。移住の際は、ぜひ大きめ冷蔵庫のご用意を。普通サイズではスペースが足りなくて困っています。